JBCF 福島3連戦

さて、全日本後の小休止を挟み、シーズン後半戦。

お休み中は大学時代の友達に会ったり、食べたり、食べたり、食べたりしてました。

充実です。

肥えました。

レース概要

そんな初夏休みの話は一旦置いておいて、早速レースのお話。

東北の玄関口、福島県の内陸部で3日間に渡り開催される今回のレース

目玉の石川ロードは1周13kmのサーキットに様々な要素が盛り込まれ、長年愛されているレースだ。

ちなみに、石川ロードの石川は、開催地石川町の石川。

今回こそ福島3戦という名目だが、当初は石川ロードレースという名前だった。石川県と勘違いしていたのは自分だけではないはず。

また、3日目古殿ふるどの町のレースは公式戦こそ初めてではあるものの、ホビーレースなどが開催されており、起伏に富んだコースが特徴のレースとなっている。

1日目 石川クリテ

1周1.8km、川沿いに設定されたコースを18周するクリテリウムレース。

クリテリウムなんて出場するの何年ぶりだろう??というほど機会的にも脚質的にも疎遠になっていた。

あ、ちなみに、コンテンツとして考えるならクリテリウムは短時間に集約されているため、白熱したレースを間近で見ることができ、観客を飽きさせない非常に良いレースだと思ってます。ただ脚質が(以下略)

 

最初から異常なペースでレースが進むので、アップは入念に。近くで10秒スプリントを何本か行い筋肉を起こす。

もうきつい。

 

特にクリテリウムはコーナーの立ち上がりなど、前にいた方が圧倒的に楽なため、スタート位置も大きく影響する。ということで早く並ぼうと15分前に行くとすでに長蛇の列。やらかし。

案の定スタートからブリヂストンを中心に異常なペースでレースが進む。やばい。特にコーナーの立ち上がりがやばい。

ブリヂストンのトラック練習かな?

前半は爪の垢ほどの速筋くんたちで騙し騙し走っていたが、半分あたりで徐々にコーナーの立ち上がりで遅れ始め、結局最後は穴を埋められず終了。

明日頑張りましょう。

ちなみに優勝は同期のブリヂストン しょういくん。おめでとう!!

2日目 石川ロード

さて本命ロードレース。コースは前日クリテリウムが行われた町内の裏山あたり。石川県じゃないよ!!!(2回目)

1周13kmを10周回。登り、下り、アップダウンと厳しい要素満載の「ロードレース」という感じのコースだ。

 

東北といえど夏は夏。スタート前は気温30 ℃を超える猛暑日となっていたが、レース中の午後から雷雨が来るとヤフー天気が申しており、同時に雨対策も行った。

 

昨日かなり強度を上げているため、アップはそこそこに。気持ち良く流して、近所の登りで少し踏む程度。

アップを終えスタート準備をしていると、エリートのレースでおきた落車の現場検証が警察により行われるとのことでスタート時間が遅れるとのこと。相当大きかったのだろうか。無事だと良いが、、、

スタート時間未定とのことで、外に走りに行くのはリスキー。特にすることもなかったので、先輩や知り合いとだべって、脚が浮腫んできたらローラーを回してを繰り返す。

天気はこの後の荒天など微塵も感じさせない夏空。暑い。

1時間ほど経ち、現場検証が終わったようでレーススタートの目処が立つ。ただ、コース閉鎖までのタイムリミットは変更できないため、-3Lapの7周回、91kmで行われることとなった。

 

チームとしては雄大さんは逃げに乗り、若手の自分、仮屋、花田さんはそのサポート、及びトマさん、まさきさんのアシストをする方向。

スタート直後からスプリント勝負を狙うブリヂストンが逃げを作らせないためペースを上げ、かなりのスピードでレースが進む。

主導権を渡さないためにも仮屋と自分でアタックを繰り返す。

そんな中3周目の登りでマサキさん含む3名ほどの逃げが形成。結果1周ほどで捕まってしまったものの、他チームのアシストの足を削ることができた。

 

レースは進んで5周目。集団の人数を一気に減らすため、登り区間での攻撃を画策。

今回もシンプル!!下から全力で1人ずつ踏んでいく!!

順番は雄大さん→自分→花田さん→仮屋。

下りで隊列を整え、コーナー開け、登り口で雄大さんがアタック!

1つ目の登り切りを超え、少し下るまで引いていただく。

次は自分。

2回目の登り切りまで。ただゆっくりと、でも確実に近づく頂上を見つめて。

 

終わって少し足を止め、手の届かない位置の集団を見つめながら、こぼれた選手でグルペットを形成しながら走る。

意外と前の人数が減っていたようで、グルペットもそれなりのペースで走り続け、若干の人数を減らしゴール。

20位

 

ゴール後まさきさん優勝の報を聞き、ルンルン気分でピットへ。

トマさんも3位!凄すぎる!

寿司ざんまい

予想された雷雨も大外れし、炎天の中の表彰式となった

3日目 古殿ロード

さて最終日。昨日の疲労がかなり残っており、体がバキバキ

コースは1周10km、獲得330m程のコースを9周。つまり103kmで獲得標高3000m↑。ヒルクライムレースかな?起伏に富んでるとかいうレベルじゃねーぞ!!

今日も午前中から猛暑日となっており、ヤフー天気的には雨予報もない。信じていいよね?

つまり猛暑+過酷コース=絶望

頑張りましょう。

ギンギン日差し対策として、aggressive designの日焼け止めを塗りたくる。これ1つでかなり疲労が軽減される。まだの人はぜひ!!

キナンとしては前半上手く捌き、逃げに乗れなかったら自分が引く。そして生き残る!!

 

いつも通り実走アップしようとピットを出ると、道は封鎖されたコース1本のみ。完全に陸の孤島と化しており、どこにも行けなかったので仕方なくローラーに。

15分ほど軽く回し、スタート地点へ

 

ヨーイドンからいきなり登り。先の下りがテクニカルなため、こぞってみんな前にいく。結果ペースが上がる。

集団中盤くらいで下りをパスし、最初の登りへ。

コーナーの立ち上がりでかなり差がつき、気づけばもうリーディンググループができている。誰も乗っていないとまずいと思い焦って踏むも、仮屋が見えたので安心する。さすが仮屋!頼れる男!そこにシビれるあこがれるゥ

 

登りの途中、誰もいないはずの場所から何やら香ばしい匂いが漂ってきて、あ、これなんだっけ!と言う感覚に。

 

逃げが決まってからはマトリックスが集団を牽引する。結構なハイペースだったため、1周ほどで逃げ集団を目視できるまで近づいた。

この時点で集団に戻る選手もちらほら。

しかし仮屋、戻らない。

逃げの人数は減ったものの、マトリックスは泳がせることにしたようで、一時開いてはまた詰まるを繰り返す。

その間も戻る選手がいたが、仮屋、まだ諦めない。

ついに3周目の登りで仮屋が一人になった!!

仮屋、諦めない!!

心の中で、届かぬ声で必死に応援した。まじ惚れたわ。

 

その後しばらくして捕まってしまったが、かなり楽ができた。ありがとう。

 

レースは振り出しに。淡々と進む。

 

何度目かの長い登り、再び香ばしい香りを感じながら、途端に記憶が呼び起こされる。

コンソメ味のポテチの匂いだ。。。

 

周回を重ねていると、ポツポツと雨粒が落ちてくる。そういえばいつの間にか日が陰っていた。

ヤフー天気の嘘つき!!

幸いすぐに止んだが、置き土産で路面を濡らしていき、下りが一気に怖くなった。

 

そして5周目、1つ目の下り切りで3名ほどが飛び出す。キナンが乗っていなかったので、潰すかー。と思い集団を牽引。丘で捕まえると同時にトマさんがカウンターでアタック!!

捕まえるまでに足を使ったため、あ、ムリ、、、

そのまま後退。下りで集団の後ろにはついたものの、登りの立ち上がりがかなりきつく、足が止まってしまった。

お尻の筋肉がキューーンってなる。なるほどこれが恋か。

 

〜食べて・走って・恋をして〜 完。

 

・・・。

コンソメを感じつつ、1分ほど悶絶しながら回復し、少人数でまわしながらスタート・ゴール地点へ。

周回版はあと4周。地獄かwww!!

足がちぎれそうになりながら、最後と思い頑張る。

コンソメポテチゾーンも必死で回す。

ちなみに、僕はポテチは薄塩派だ。そして堅揚げポテトが好きである、

さらにポテト関連で行くと、フライドポテトはマックのようなタイプでなく、皮付きの太いやつが好みだ。

 

5分で足切り。S/F地点に戻ってタイム差は・・・

 

4分36秒!!

 

あ、デジャブ、、、

足もげアゲイン!

悶絶しながら1周走って終了。ありがとうございました。

 

さて、レースの行方は

トマさん、が独走優勝!!!

まさきさんもスプリントで2位!!

キナンとしては2日間とても良い結果となりました!

応援ありがとうございました!!

最後に

最後に、元日大で地元福島と東京に就職した同期が応援に来てくれたので同窓会。

進路も住居もバラバラになっても、こうして会場で会えるのは嬉しいですね!!

来てくれてありがとう!!!

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