全日本選手権2023

アマチュア選手になって初めての全日本選手権。

今年はコースが過激すぎて逆に清々しい!

 

もちろん頑張るのは前提で、今年は久しぶりに気楽に、楽しく走れた全日本選手権だった。

コンディション

狙っているレースにコンディションを合わせることは選手として第一に必要な能力だと思う。

レースに出る以上は相手に失礼がないよう、可能な限りコンディションを整え、最高のパフォーマンスを発揮するべきだ。

 

まあ、僕の場合は完全にミスったんですが、

 

そもそもレースに出すぎ。

確認したら6週も連続でレースに出ていた。

「レースは練習」でおなじみ、中村龍太郎もビックリである。

 

余談だが、まあこんなにも毎週毎週快くレースに送り出してくれる社長はじめ前田製菓の方々には本当に頭が上がらないし、自分はなんて幸せなんだと感じる。

 

もちろん、レースに出場し、実践経験を積むことは非常に有効だ。

しかし前述のとおり半端な思いで出場することは失礼にあたるし、そうなればレースにむけてコンディションを整える、いわゆるテーパリングで負荷をかけないことが重要になる。

ということは練習できないとイコールである。

また、いくらレースとはいえ4時間以下のものが大半で、ベース強度での練習ができない。社会人は平日に時間が取れないため、土日にベース強度で長時間乗る必要があるが、それがレースで潰れてしまう。

さらに移動でかなり疲れる。日曜日(月曜日)の日付変更後に帰宅して、そのまま4時間ほどの睡眠で出社なんてことが続くととても体がついてこない。

 

再三になるが、こんなぼろぼろの状態で出社させてくれる会社には本当に頭が上がらない。

コース

3週間前に行われたJBCF修善寺のレースで同じコース、

伊豆サイクルスポーツセンター 8kmコース

を走った。

詳しくはこちら

JPT 交流戦 修善寺ロードレース

例年より早い梅雨入りのおかげで、雨の日が続いている6月頭 例年より早いから、なんか損した気分になる ただ、例年どのタイミングで梅雨入りしていたか覚えていないから…

簡単に言えば、きつすぎてすべてのエネルギーが持っていかれた。

そんなコースでの全日本選手権におびえていたというのもまた事実である。

前日 サポート

前日は前田製菓株式会社のサポート選手であり、

日本人女子で唯一ヨーロッパプロで走っている與那嶺恵理選手のサポートとして、フィードを任された。

まあ僕ボトル渡しとかやったことないんだけどネ✰

世界で活躍する、優勝候補の選手をこんな若造が、、

ミスったらTKの手で輪界から消されます。

 

 

 

幸い途中から独走して後続集団に7分もの差をつけて優勝してくださったため、まだ輪界にはいられるようだ。

 

コーチ武井さんとの。感動です。

 

 

お疲れさまでした!!歴史の1ページの助けができたこと、誇りに思います!

 

恵理さんのみでなく、皆様の力走、本当に心に響き、感動的でした!お疲れ様でした!!

あと、エカーズの後輩の津田と京産大の後輩上野がそれぞれ2位3位とポディウム。勝てなくて悔しいと思うけど、よく頑張った!おめでとう!

エリートレース

昨日の女子同様、厳しい暑さが差し込む昼前にレーススタート。

スタート前に昨日落車しながらも敢闘し完走した石井よしこさんから、最前列に並んだ皆様に氷のプレゼント。棚ぼたである。

 

スタート後はぽろぽろと集団を飛び出す選手がおり、その中には優勝候補のteam ukyo山本大喜さん、岡篤志さんなども。

集団は新城幸也さんのペースに合わせるので、幸也さんが動かないときはサイクリング。

まさきさんは相変わらずもがいているようで、集団のペースダウンも相まってあっという間に6分差が開く。

しびれを切らした幸也さんがジャブを打ち、それに感化された集団がペースを上げる。

主にブリッツェンがコントロールし、逃げとの差が徐々に縮まってきたところで暑さを異常に感じるように。

次第に頭痛も”痛く”なり、ついに汗が出なくなり。

唯一集団に残っていたチームメイト島野に

「だめかも」

とつたえると、

「行けるところまで行こうぜ✰」

と言われた。ごめん。イったわ。

 

 

2周ほど頑張ったものの、なんにもない、いつものペースで突入した秀峰亭の登りでドロップ。

レースが終わった。

一人で走ると思ったより踏める。風を感じる。

集団の中は無風状態、それが深部体温をあげてパフォーマンス低下をもたらしたのだろう。

ペース的には圧倒的に前回の修善寺のほうがきつかったし、こんなところで終わったことが正直信じられないが、原因としては暑熱順化が間に合っていなかったことがあげられる。

社会人で昼間暑い時間に練習できない弊害がこんなところにもでてくるとは、、

ちょっと工夫します。

そういえば

全日本前日はいろいろあってしょんぼりすることがここ数年のジンクスだったが、今年はそれがなく、Team Eri の皆さまと優勝の喜びを分かち合ったし、夜は大好きなイナーメ監督、中畑夫妻と久しぶりにゆっくり食事した。うれしかった。

そんなこともあって非常に気楽に、安心してレースに臨むことができた。

思い描いた結果は残せなかったけど、レースを終えて笑顔で戻れる場所があるというのはなんて嬉しいことなんだろう。

 

また、会場での応援も本当にたくさんいただいて、本当に本当に嬉しかった。

皆様ありがとうございました!!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です